2023年5月12日金曜日

ジャス君、災害救助犬に向かない

 


 厳冬期、いつもの散歩コースが、雪で覆われてしまい、大雪原になっていた。

 そればかりか、大きな農業用河川があるのだけど、あまりの大雪で雪庇(せっぴ)が張り出してしまい、どこが川だったか見分けが付かない状態になっていた。

 ジャス君くらいの体重じゃ、雪庇は大丈夫だったけど、私が行くと、底が抜けるように、川底に落ちていった。

 幸いにも、水は流れていなかったので、危険なコトは無かった。

 だが、ジャス君は上にいて、私は川底に取り残された。

 私が上に這い上がろうともがいていると、ジャス君、何か新しい遊びをやっていると思ったのか、上からのぞき込んでいた。

 リードを引っ張ると、素直にジャス君が落ちてきた。

 こりゃ、使い物にならないと思い、力の限りジャス君を川底から上に投げた。

 すると、ジャス君、益々面白がっていた。

 あぁ、もぉ、ジャス君を当てにしないで、リードを離して、登れる場所を探した。

 数メートル離れた場所に、橋があって、雪庇が途切れていたので、上に這い上がれた。

 ジャス君、走り寄ってきて、またやってと、リクエストしていた。


 ん~、ジャス君、災害救助犬にはなれないな(^^;)

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