ジャス君、見ての通りもふもふ!
ってことは、暑さは、とにかく苦手だった。
冬が終わって春になる頃、消えゆく雪を眺めて、たたずむジャス君、ため息をついているよーにも見えた。
ジャス君の犬小屋の目の前には、かなり大きなネムノキがあった。
人が登れる程に大きかった。
親父殿が小学校の低学年の頃、父親に縁日に買ってもらったモノらしいです。
どーも、当初はオジギソウと勘違いしていたらしいけど、植えたら、ちゃんと根付いて大樹になった。
このネムノキは、夏には涼しい木陰を造り、樹下の水分蒸発を防ぎ、土を軟らかくした。
ジャス君にとってこの上なく、頼りになった樹木だった。
だけど、お袋殿が縁起が悪いと言い出して、親父殿に切らせた。
これで、ジャス君の憩いの木陰が失われた。
ある夏休み、ジャス君の後を追ってみた。
コンクリートで覆われる前だったので、むき出しの土を求めて彷徨するジャス君・・・
穴を掘っては、身体を沈めて涼を得ていた。
そこに、私がいるものだから、ジャス君、迷惑顔しきりだった(^^;)/
「お前、暑いから、どっか行って!」

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