ジャス君が使っていたエサ箱は、後年にはスヌーピーが使っているような台形のフォルムに中が丸くなっているような、有り触れたモノでした。
でも、当初は何故かこの囲炉裏鍋がジャス君のエサ箱でした。
直径は、18センチ位で、正に写真の感じです。
丸底で不安定なのに、ジャス君は起用にエサを良く食べていました。
ある時、ジャス君、よほどお腹が空いていたのか、エサ箱に片足を突っ込んで押さえながら黙々と食べていました。
ジャス君、考えたと言うよりも、あまりに不安定なエサ箱を思わず前足で押さえ込んだみたいです。
ジャス君、この時の経験を生かしたのかな?
祖母の目撃談に依れば、このエサ箱にご飯をちょっと残しておいて、前足でエサ箱を勢い良くひっくり返すと、残っていたご飯粒がぱらっと広がって落ちた。
そのご飯粒目当てに集まってきたスズメをジャス君、捕まえてオモチャにしていた。
おぃおぃ、ジャス君、そんな技をどこで習ったのだ!?
またある時、ジャス君、嬉しそうにエサ箱から食べなかった。
それどころこか、2,3口食べるとエサを残してしまった。
すると、親父殿が言った。
「俺には、このイヌの気持ちが良くわかる。
お前、エサ箱の鍋を丁寧に洗ってから、もう一度同じエサをやってみなさい!」
私は、半信半疑で残っていたエサを取り出して、エサ箱にクレンザーをかけてタワシでゴシゴシ洗った。
そして、再度同じエサをそのエサ箱に入れて、ジャス君に提供すると・・・
ジャス君、初めて食べるみたいにもりもり食べていた。
すると、親父殿が勝ち誇ったよーに・・・
「ほらねぇ。イヌでも汚れた食器では食べないのだ!」
ん~、親父殿、何でイヌの気持ちが分かるの?

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