2023年4月24日月曜日

ジャスの犬小屋


 


 ジャス君がやって来た翌月の3月末には、ジャス君の居住スペースのお風呂場が完成してしまった。

 それでも、しばらくはジャス君の居住スペースだった。

 お風呂を使うときだけ、ジャス君は、玄関の土間でスタンバイすることになった(^^;)

 でも、お風呂を使うたびに、ジャス君にお出ましになるのも気の毒だと言うことで、4月には親父殿が犬小屋を作った。

 改築前の古い家の台所で使っていたガスコンロを置く台を、犬小屋に転用した。

 屋根の一番高い部分が、人の腰ほどの高さが合ったから、ジャス君には、かなり大きかった。

 当時5年生の私が、中に入れるくらいの大きさがあった。

 この犬小屋は、勝手口(風呂の焚き口)の隣に置いた。

 すると、ジャス君、日中は勝手口の中に居座っていた。

 勝手口の引き戸は、正にジャス君が勝手に開けていた(^^;)

 雨が降ると、身体が濡れるので、より家の中に上がり込むジャス君であった。

 だけど、辺り一面泥だらけになるので、度々怒られていた。

 すると、ジャス君、私の足音を聞くなり、勝手口の土間に降りることを覚えた。

 でも、直前までジャス君が上がり込んでいた辺りは、泥で汚れていた。

 これを咎めると、ジャス君、不思議そーに考え込んでいた・・・


「おかしいなぁ?

 見つかった時には、下に降りていたのに、

 なんで上にいたのが、分かったのかなぁ??」


 そう、ジャス君がいた辺りに泥汚れが乾いていたし、触ってみると、ジャス君の体温で少し温かった。

 ジャス君にとって、見ていないのになぜ自分の行動が分かったのか、不思議でならなかったみたいです。

 ちなみに、夜には、勝手口を閉めるので、ジャス君は仕方なく犬小屋で寝ていました。


 写真では、私の背後にあるのが、ジャス君の犬小屋です。

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